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ワクチン・予防

ワクチン

狂犬病

日本では、法律で狂犬病予防の注射は義務付けられているため、発症するとほぼ100%死亡すると言われています。
必ず、生後3ヵ月以上の犬は狂犬病ワクチンを必ず接種し市に犬の登録を行う必要があります。

接種する時期

生後90日以内の犬を飼われた場合は、1ヶ月以内に狂犬病ワクチンの予防接種を受ける必要性があります。

登録している犬の場合

生後91日以上の犬を飼われた、または一度狂犬病ワクチンの予防接種を受けられた犬は、毎年1回、4月〜6月までに受けるよう定められている。

混合ワクチン接種

犬のワクチン

犬のワクチンには、法律で義務付けられている狂犬病ワクチンと身体を守るために接種が強くすすめられている混合ワクチンの2種類に分けられます。
混合ワクチンは接種することで、重く命に関わる症状を未然に防ぐことができたり、様々な感染症を防ぐことができます。

しかし、どのようなワクチンをいつ接種するのかについては、その子の生育環境や個体によって変わります。まずはご相談ください。

ワクチンが有効な症状
  • 犬ジステンパーウイルス感染症
  • 犬パラインフルエンザ感染症
  • 犬アデノウイルスⅠ型感染症
  • 犬パルボウイルス感染症
  • 犬アデノウイルスⅡ型感染症
  • 犬コロナウイルス感染症
  • レプトスピラ感染症

猫のワクチン

猫のワクチンは法律で定められた接種はありませんが、命に関わる症状が多くあります。
最近では、完全室内飼育の普及により、猫の致死的な伝染病の一部は予防できるようになり、伝染病の発生率もかつてに比べれば低下しました。
でも油断は禁物です。飼い主さんが外猫さんと触れ合った時や、家に来たお客さんが意図せずウイルスを運んでしまうかもしれません。
また、万が一脱走してしまった場合、見つかるまでの間に感染してしまう可能性もあります。
治療法がない怖い病気もありますので、油断せずしっかりと予防してあげましょう。

ワクチンが有効な症状
  • 猫ウイルス性鼻気管炎
  • 猫カリシウイルス感染症
  • 猫白血球減少症
  • 猫白血病ウイルス感染症
  • 猫のクラミジア病

※犬猫共に、初めてワクチンを接種する際には、免疫をつくるために複数回注射が必要です。
また、接種の反応がでることがあります。顔の腫れ(ムーンフェイス)、注射部分の痛みや腫れ、食欲がない、元気がないなどの反応が見られる場合は、すぐに当院までご相談ください。

予防

フィラリア予防

フィラリア症とは、蚊に刺されることにより感染する寄生虫症です。 体内にフィラリアが入り込み、成長したそうめん状の虫が肺動脈や心臓に寄生することで、命に関わる症状を起こします。
フィラリア症の治療は、どんな方法をとっても体に負担がかかってしまうため、かなりの危険をともないます。 正しく予防することで100%防ぐことができる病気ですので、確実に予防してあげましょう。

ノミ・ダニ予防

多くの動物の身体には毛があるため、ノミ・ダニが発生しやすくなっています。特に暖かい時期には要注意です。
ノミやダニは、気温が13℃以上になると活発になり、動物に寄生すると痒みなどの不快感を与えるばかりでなく、深刻な健康障害の原因になる危険性があります。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について

ノミ・ダニに咬まれ感染するのは動物だけではありません。
2011年に発表された新しいウイルス「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」などがその例です。
これはマダニを介して感染する病気で、命に関わる症状を引き起こします。
死亡率は6.3~30%と報告されており、現在有効な治療法がない怖い病気です。
飼い主さん自身もダニが生息しやすい草むらや茂みなどに近づかない、また近づく際には十分な準備をして近づくなど、十分に注意してください。

主な症状
発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)。また、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状の可能性があります。

飼い主さんが気をつけること
  • 草むらに入る場合は長袖長ズボン、帽子を着用するなど肌の露出を避ける。
  • 散歩から帰った際は、自分自身だけでなく、犬・猫の身体もチェックする。
  • 万が一、犬・猫が咬まれた場合は無理に引き抜くことをせず当院にご相談ください。
  • 散歩後、体調が優れない場合はすぐに医療機関に相談する。