平成最後のクリスマス⛄
スタッフブログ
こんにちは!たびたびブログ写真で登場する獣医師の大地です。
12月に入り、いよいよ本格的な寒さがやってきましたね。寒がりの私にとっては非常に厳しい季節がやってきました…。最近は朝と夜の寒暖の差が激しかったり、
少し暖かい日が続いたかと思うと急に冷えこんだり(>_<)
インフルエンザも気になる時期になってきましたのでみなさん体調にはくれぐれも注意してくださいね。
ところで、わんちゃんやネコちゃんにも人のインフルエンザと同様に、時期によって起こりやすい病気というものがあることをご存知ですか?
寒くなってきた今の時期で特に気をつけたい病気の代表としては“尿石症”があります。
尿石症とは、尿中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が結晶化し、それらの結晶が固まって膀胱や尿道内に結石ができてしまう病気です。
↑ ストラバイト結晶。棺のような形をしているのが特徴の結晶です。これがあると、膀胱内への
細菌感染を併発していることが多いです。また、ストラバイト結石は、食事を変えることによって
石そのものを溶かすことが可能です。
↑ シュウ酸カルシウム結晶。きれいな八面体の形をしているのが特徴です。これが集まってできた
結石は食事の変更では溶かすことはできず、治療には手術が必要です。
膀胱内に結石があると、それが粘膜を傷つけてしまい、膀胱内で出血が起こることがあります。そのため尿石症で一番多い症状としては血尿があげられます。
また、結石が膀胱粘膜を傷つけることによって膀胱炎が生じることがあります。膀胱炎が起こると尿を貯めにくくなることがあります。
そのため、膀胱炎を併発している尿石症の場合は、症状の1つとして頻尿が生じることも多いです。こういった症状がみられたときは要注意!
膀胱内にある結石は大きさによっては尿道に移動し、閉塞を起こすことがあります。閉塞が起こり、尿が出ないまま放っておくと、体中に毒素がまわってしまったり、
腎臓にダメージを与えてしまい、最悪の場合亡くなってしまうこともあります。そのため、これらの症状が見られたら一度尿検査や膀胱のエコー検査を受けましょう!
少しこわーい話をさせていただきましたが、このままでは後味がよろしくありませんのでここからは12月らしいお話です。
12月といえばみなさんは何を連想されますか❔
そう!12月といえばクリスマスですよね‼ 当院もささやかながら今月からクリスマス仕様となっております。
入ってすぐのところには大きなクリスマスツリーやトナカイさんが🌲
こんなところに雪だるま!⛄
かわいい家族のお薬やフードはかわいい袋に入れて(^^♪
寒さはどんどん厳しくなっていきますが、そんな寒さにも負けず、みんなでぜひ平成最後のクリスマスを楽しみましょうね(^▽^)/
ただ今、当院で実施している「飼い主様満足度に関するアンケート」のご協力をいただき、誠にありがとうございます。
おかげ様で、多くの貴重なご意見を頂戴することができました。
アンケートは、まだ実施していますので、引き続き皆さまからのご回答お待ちしております。
京都府長岡京市
乙訓どうぶつ病院
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