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年末年始があっという間に…

スタッフブログ

こんにちは!クリスマスがあっという間に終わったかと思えば、年末年始を通り越してもう1月も中盤ですねΣ(゚Д゚)

年末年始はおいしいものもたくさんありますので、生活が一時的に乱れてしまう方も多かったと思いますが、もう生活が乱れるを通り越して、規則正しくぐうたら過ごしていた獣医師のおーじです。

今回は、年末年始ダラダラと過ごしていた自分への反省の意味も込めて、人では生活習慣病の代表格である“糖尿病”についてお話ししようと思います!

 

糖尿病とは、血糖値が異常に高い状態が続いてしまう病気です。糖分は動物にとってとても重要なエネルギー源なので、血糖値は多すぎないように、また少なすぎないように一定の濃度で保たれています。そして、食後など、血糖値が上がりすぎた時に血糖値を下げる役割をするホルモンをインスリンと言います。

 

人の糖尿病は大きく2つのタイプに分かれています。1つはインスリンを作る細胞が壊れてしまうことによってインスリンが作れなくなり、血糖値を下げれないタイプ(Ⅰ型)、もう1つは、インスリンは作れるけれども、何らかの原因でインスリンが効きにくい体になってしまうタイプ(Ⅱ型)です。人ではⅡ型糖尿病の方が全体の9割を占めており、Ⅰ型の方はごく少数です。そして、Ⅱ型糖尿病は、最初に書きましたように、生活習慣の乱れが原因で発症してしまうことが多いです。

 

人と同じようにわんちゃんやねこちゃんでも糖尿にかかってしまうことがありますが、原因は大きく異なります。特にわんちゃんではどちらかというと人のⅠ型によく似た糖尿病を起こすことが多いです。わんちゃんの場合は生活習慣が原因というよりは、自己免疫によることが多いということですね。逆にねこちゃんは人のⅡ型のタイプによく似た病態を示します。

 

つまり、ねこちゃんの場合は、インスリンは出るけれども効きにくい病態ということですね。言いかえるとねこの糖尿病ではインスリンを自分で作る能力が残っていることが多く、食餌変更や規則正しい生活を心がけることでインスリンを打たなくても糖尿病をうまくコントロールできることも多いんです! また、猫の場合も糖尿病にかかってしまう子は肥満体型であることが多いので、体重管理を適切に行う必要があることは言うまでもないかなと思います。

 

猫の糖尿病でよく見られる症状としましては、多飲多尿、よく食べるのに痩せる、かかとをついて歩くなどがあげられます。また、重症化すると元気が無くなってぐったりしたり、食欲がなくなったりすることがあります。もしそのような状態が見られたらすぐに病院に連絡しましょう!

 

 

糖尿病の猫の食餌については、糖尿病専用のフードもありますが、主に低炭水化物、高タンパク食がいいと言われています。特に猫は好き嫌いがはっきりしている子が多いので、うちの子糖尿病なのにどうしても療法食を食べてくれない…という方は、他のフードで代用できますので、めげずに本人にあうフードを探してみましょう!よければ私たちにも相談してくださいね♪

 

また、インスリンもしっかり打てているし、食餌も適切なはずなので糖尿病を上手くコントロールできない!という場合は、腎臓病や他の内分泌疾患など、別の病気が隠れていることがありますので、うまくいかない、または最近うまくコントロールできなくなってきたという方は早めにご相談ください!

 

少し長くなってしまいましたが、糖尿病についてはざっとこんな感じです!

え?ってゆうか、猫ばっかやん。うち犬なんやけど…って思われた方。大丈夫です!犬と猫の病態は少し異なるところも多く、人に似てるのはどちらかというと猫なので、今回は猫の糖尿病中心にお話ししましたが、犬の糖尿病も内分泌疾患の中では比較的よく見られる病気でもあります。ということで、次回のおーじのブログでは犬の糖尿病について書きたいと思います!! みなさん、お楽しみに!!!


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