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気温の寒暖差のおはなし☆

コラム

こんにちは、長岡京市乙訓どうぶつ病院の中森です。

最近いい天気に恵まれて、昼はとっても過ごしやすい気候ですね。

食欲だけでなくスポーツの秋にするべく、しっかり運動していこうと思います。

ただ、こう天気がよいとどうしても昼に対して朝と夜の気温の寒暖差が激しくなってしまいます。

当院にもよく来院されますが、

循環器(心臓や血管)や呼吸器(肺や気管)に問題を抱えている動物たちは、

この気温の寒暖差にとっても弱いです。

外気温が低下すると、体から外へ熱を奪われないよう血管が収縮して(細くなって)

その結果血圧が上昇します。

この血圧の上昇が、循環器に問題を抱えている子たちの症状を悪化させてしまいます。

また、寒冷刺激や寒暖差による自律神経の乱れ、呼吸器に問題を抱えている子たちの症状を悪化させてしまいます。

 

循環器や呼吸器に問題を抱えている子、高齢の子の飼い主さん達は、ぜひこの寒暖差を少なくするよう、

散歩のタイミングを遅くしたり、ヒーターなどの暖房器具の設置を考えていただければと思います。

参考までに、ヒーターなど暖房器具の設置目安は

『夜の室内温度が16℃を下回っているかどうか』です。

 

寒暖の差は僕たち人間でも体調を崩す原因となりやすいです。

家族である動物たちの様子がおかしいなぁと思うようであれば、

些細なことでもかまいませんのでご来院ください。

 

 

――――飼い主さんと動物たちのえがおのために――――

京都府長岡京市

乙訓どうぶつ病院

~乙訓地域(長岡京市、向日市、大山崎町)、京都市伏見区、久御山、島本町~

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