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夏の病気と言えば・・・

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こんにちは!獣医師のおーじです!

ここ最近はほんとに暑い日が続いていますね。暑さに強いと評判の私でさえ厳しいと思うほどなので、動物たちにとってはとてもつらい時期ですね。少し前にも院長がブログで話題にあげていましたが、みなさん熱中症には十分注意してくださいね!

 

ところでこの暑くてジメジメした時期に多くなる病気、みなさんご存知ですか?

すでにお悩みの方も多いと思いますが、夏に悪化しやすい代表的な病気の1つに“犬アトピー性皮膚炎”があげられます。

 

アトピーとは花粉やハウスダストマイトなど、環境中のアレルゲンに反応しやすい体質のことです。高温多湿の環境では、皮膚のバリア機能が落ちると同時に花粉やダニなどアレルゲンとなる物質が増えるので、夏に症状が悪化することが多いです。

 

症状として、一番代表的なものは痒みです。犬アトピー性皮膚炎はとにかく痒い病気なので、症状が強い子は毛がなくなったり血が出たりするほど掻いてしまいます。

特に3歳になる前から顔回り、手足の先、お尻回り、脇などに痒みや脱毛が見られるわんちゃんは犬アトピー性皮膚炎の可能性があります。また、柴犬、シーズー、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、パグ、ウエスティー、ヨークシャテリアなどの犬種はアトピーに罹患しやすいので要注意です⚠

 

繰り返しになりますが、アトピーは体質の問題です。そのため、基本的には治療を行なっても治らない、生涯付き合っていかなければならない病気です。

そのため、治療は主に痒みや二次的な感染症に対する対症療法になります。治らないがゆえに、

「もう仕方ない。この子にとっては体を掻くのはクセのようなものだ」

と諦めてしまう飼い主さんもたくさんいらっしゃいます。

 

しかししかし!想像してみてください。常に痒い、とても痒いという状態は私たち人にとってもそうですし、わんちゃんにとっても、とてもストレスです。

ひどい子では眠れないくらい、あるいは性格が変わってしまうくらい痒い子もいます。痒みを抑えてあげるだけで性格が穏やかになる子もいるくらいです。

 

そして、とてもやっかいな病気ですが、上手にお薬を使ったり定期的にシャンプーを行なったりすることで良好にコントロールできることの多い病気でもあります。

うちの子もしかして…?と思われる方は、諦めないで、ぜひご相談くださいね!

 

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