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犬も認知症になるの?            

コラム

こんにちは、長岡京市乙訓どうぶつ病院の中森です。

先日おもしろい記事を見つけました。

犬の認知症

http://sippolife.jp/issue/2016020900001.html

近年動物医療や予防医療が発展して、家族である動物たちの寿命はどんどん

長くなっています。

10年前は犬の平均寿命は12歳といわれていましたが、

最近のデータでは14歳を超えてきており、人と同様に高齢化に伴う

問題が多くなってきています。

その中の一つが『認知症』です。

 

記事にも紹介されていましたが、

夜鳴きをして、なだめても鳴きやまない

食欲が異常に増える

急に飼い主に向かって吠えるようになった

などが犬の認知症の症状です。

 

認知症の恐ろしいところは、

今までの犬との関係性が失われてしまうことにあると思います。

 

夜鳴きで1時間毎に起きてなだめてあげなければならない

吠えて手にかみつかれてしまう

いつもの場所で排泄ができない

 

日常が変化して、人と同様に介護してあげる必要が出てきます。

愛情があればへっちゃらという人もいるでしょうが、

睡眠時間が減ったり、排泄の失敗にいらいらすることが増えてしまったりと、

一緒に過ごしていることで飼い主もつらい思いをすることがあります。

 

楽しいのか不安なのか、何を思っているのかわからない

 

がんの闘病生活を一緒に送るより、きっとつらいことだと僕は思います。

 

こんなに恐ろしい病気なのに、

残念ながらこの認知症は人と同じように治すことができません。

ただ、刺激的な日常を過ごすことで

少しでも進行を遅らせることができると言われています。

 

いつもと違う散歩コースを歩く

食餌を隠して自分で探させる

マッサージなどのスキンシップを多くする

 

シニアになってきた犬たちには、認知症の予防のためにも

刺激的な生活が送れるよう、気を配ってあげてください!

 

最期のときまで、動物たちがご家族と幸せな生活が過ごせるようにと願っています。

 

――――飼い主さんと動物たちのえがおのために――――

京都府長岡京市

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