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犬のくしゃみが止まらない・連発するときに考えられる病気とは?

コラム

犬がくしゃみをしていると「何かの病気かもしれない」と心配になることがありますよね。
「くしゃみが止まらない」「くしゃみを連発している」「くしゃみと一緒に鼻血が出る」などの症状は、単なる生理現象ではなく病気のサインであることも少なくありません。

 

■目次
1.犬のくしゃみが止まらないのは病気?
2.受診が必要なくしゃみのサイン
3.くしゃみが続くときに考えられる主な原因
4.自宅でできる対処法
5.原因別の治療法
6.まとめ|くしゃみが続くときは早めに相談を

【犬のくしゃみが止まらないのは病気?】

まずは、正常なくしゃみと異常なくしゃみの違いをご説明します。

 

◯正常なくしゃみ
犬も私たちと同じように、1〜2回でおさまる一時的なくしゃみはよくあります。
ホコリや砂が鼻に入ったときや強い匂いを嗅いだときに起こり、頻度はそれほど多くありません。

 

◯連発・止まらないくしゃみは注意が必要
くしゃみが何回も連続して出る・しばらく止まらない場合は注意が必要です。

アレルギー、感染症、鼻に異物が入っている、鼻腔内の腫瘍など、何らかのトラブルが起きている可能性があります。場合によっては、くしゃみが1日中続くこともあります。

異常なくしゃみの場合、透明でサラサラした鼻水が出ることもあれば、黄色〜緑色で粘り気のある鼻水が混じることもあります。原因によっては、咳や目やにが同時に見られることもあります。そのため、くしゃみ以外の症状が出ていないかも含めて観察することが大切です。

 

◯くしゃみと間違えやすい「逆くしゃみ」との違い
逆くしゃみは、くしゃみと間違えやすい症状で、「ブーブー」「ズズッ」という音を立てながら息を吸い込む動作です。くしゃみの特徴は勢いよく空気を吐き出す動作ですので、その点を見分けのポイントにしてください。
多くの逆くしゃみは数十秒〜数分で自然におさまり、治療が必要ないことがほとんどです。

ただし、逆くしゃみであっても、1日に何度も繰り返す/発作がどんどん長くなる/苦しそうで倒れそうになるといった場合は、ほかの病気が隠れていることもありますので、一度ご相談ください。
可能であれば、発作時の様子をスマートフォンで動画に撮っていただくと診察の助けになります。

 

※なお、呼吸が苦しそう(口を開けて呼吸する、ぐったりする、舌や歯ぐきの色が悪い等)場合は緊急性が高いことがありますので早めに受診してください。

 

【受診が必要なくしゃみのサイン】

犬がくしゃみをしているのを見かけたら、まずはその様子をよく観察しましょう。生理現象としてのくしゃみであれば、通常1〜2回でおさまることが多いです。
以下の症状が出ている場合は、何らかの病気が原因である可能性が高いです。このような場合は、早めに獣医師の診察を受けることをおすすめします。

 

・くしゃみが1日以上続く(または頻度が増えている)

・鼻水に血が混じる/鼻血が出る

・片側の鼻だけ詰まる・顔が腫れている

・食欲低下や元気がない

 

【くしゃみが続くときに考えられる主な原因】

※くしゃみの回数や鼻水だけで原因を断定することはできません。経過や動画、診察所見を合わせて判断します。

 

① アレルギー性鼻炎(花粉・ダニ・ハウスダストなど)
花粉やダニ、ほこりなどが鼻に入ることでアレルギー反応が起こり、くしゃみが続くことがあります。季節によって症状が強くなることも多く、鼻水や咳、目の痒みや涙を伴う場合もあります

 

② 感染症(犬伝染性呼吸器疾患・真菌感染など)
犬の伝染性呼吸器症候群(CIRDC:以前はケンネルコフと呼ばれていたもの)、真菌感染パラインフルエンザウイルス犬アデノウイルスII型犬呼吸器コロナウイルスなど、さまざまな病原体に感染すると、人の風邪と同様に咳やくしゃみが出ます。特に子犬やワクチン未接種の犬は注意が必要です。
また、真菌(カビ)による感染は慢性化しやすく、長期間くしゃみが続く原因になります。

 

③ 鼻腔内異物(草の種・ホコリ・小枝など)
散歩中に草の種や小枝、砂ぼこりが鼻に入ると、粘膜が刺激されてくしゃみが出ることがあります。特に、突然強いくしゃみが止まらなくなる場合は、異物が原因である可能性が高いです。

 

④ 鼻腔内腫瘍(鼻血・顔の腫れを伴う場合)
高齢の犬で、くしゃみが続く・片側だけの鼻水や鼻血が出る場合は、鼻の腫瘍が隠れていることもあります。
また、
これらは悪性であることが多く、進行すると顔の一部が腫れてくることもあるため、早めの検査が大切です。

 

⑤ 歯周病(口臭・くしゃみ・鼻水が同時に見られる)
歯周病や歯根膿瘍が進行すると、上顎の周りの骨が溶けて、鼻の穴と口の中が貫通し、鼻と口が繋がってしまうことがあります。この状態になると、口の中の細菌が鼻に入り込み、くしゃみや鼻水、鼻血が見られるようになります。 また、強い口臭が出ることが特徴です。
さらに、歯の痛みや歯のぐらつきが原因で、食欲が低下することもあります。

 

鼻の中のトラブルや歯周病が原因になっている場合、レントゲンやCT、内視鏡検査など、画像検査や歯科診療の体制が整っている動物病院での精査が必要になります。乙訓どうぶつ病院でも、こうした検査を組み合わせて原因を丁寧に調べていきます。

 

【自宅でできる対処法】

アレルギーが原因でくしゃみが続く場合、まずは身の回りの刺激を減らすことが大切です。こまめな掃除や空気清浄機の使用、布製品の洗濯などでアレルゲンを取り除きましょう。
また、乾燥は鼻粘膜を刺激するため、加湿器を使って適切な湿度(50%前後)を保つことも有効です。
香水・アロマ・タバコ・部屋用スプレーなどは犬の鼻を刺激しやすいので、使用を控えるか、犬がいない場所で使うようにしましょう。

 

【原因別の治療法】
・アレルギー性鼻炎
抗アレルギー薬やステロイド、点鼻薬などで症状を抑えます。季節的に悪化する場合は事前の対策も有効です。
診断は、他のくしゃみの原因を除外したうえで、環境調整や治療への反応を見て判断します。なお、血液検査だけで確定診断にはなりにくく、結果の解釈には注意が必要です。

・ウイルス・細菌・真菌(カビ)
ウイルスでは主に対症療法、真菌では抗真菌薬が使用されます。抗菌薬はウイルスや真菌には効果がありませんが、細菌の二次感染を防ぐ目的で処方されることがあります。

 

・鼻腔内異物・鼻腔内腫瘍
診断は、身体検査、画像検査(レントゲン/CTなど)、必要に応じて内視鏡検査や病理検査を組み合わせて行います。
異物であれば内視鏡や外科で摘出し、腫瘍では手術・放射線治療・抗がん剤治療などを状態に応じて検討します。

 

・歯科疾患
歯の根っこの炎症が鼻に影響してくしゃみが出ている場合は、スケーリング、抜歯、必要に応じた抗菌薬投与などを行います。

 

【まとめ|くしゃみが続くときは早めに相談を】

生理現象としての一時的なくしゃみは問題ないことが多いです。

 

しかし、「くしゃみが止まらない」「鼻血」「鼻水」「顔の腫れ」は病気のサインであり、アレルギー性鼻炎や呼吸器系の感染症、鼻腔内腫瘍、歯周病など、さまざまな病気が隠れている可能性があります。

 

京都府長岡京市の乙訓どうぶつ病院では、内視鏡検査・歯科治療・画像検査による原因特定が可能です。もし、犬が頻繁にくしゃみをしているようであれば、どうぞお早めに当院にご相談ください。愛犬の健康を守るため、私たちがサポートいたします。

 

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