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猫の毛づくろいが減ったときに考えたい病気と注意点

コラム

猫は「体調が悪い」と声に出してくれる動物ではありません。
どちらかといえば、つらくても平気なふりをして過ごしてしまう、そんな健気さをもつ生き物です。

そのため、元気そうに見えても、「毛づくろいをしなくなった」「グルーミングの回数が明らかに減っている」「なんとなく雑になった気がする」といった細かな変化から、不調に気づけることがあります。

今回は、猫の毛づくろいが減ったときに考えられる原因や、動物病院を受診すべきかどうかの判断の目安、受診時の流れまでをわかりやすく解説します。

■目次
1.そもそも猫の毛づくろいとは?その役割と意味
2.こんな変化は要注意!いつもと違う「毛づくろい」のチェックポイント
3.毛づくろいをやめるのはなぜ?考えられる主な原因
4.様子見で大丈夫?受診の目安と見極めの観点
5.動物病院ではどんな検査をする?診察の流れ
6.まとめ|毛づくろいの変化は愛猫からの大切なメッセージ

 

【そもそも猫の毛づくろいとは?その役割と意味】

猫にとって毛づくろい(グルーミング)は、単なる「毛を整える」だけの行動ではありません。実は、いくつもの役割をもつ、健康を維持するためにとても重要な習慣なのです。

被毛や皮膚の清潔を保つ
ホコリや抜け毛を取り除くことで、皮膚の健康状態を整えています。

 

体温調節を助ける
毛の向きを整えることで、寒暖差への対応もしやすくなります。

 

リラックス・ストレス解消

自分を舐める行動は、不安を落ち着かせるセルフケアのひとつ。グルーミングには精神的な安定を保つ効果もあるのです。

 

そして何より、毛づくろいがきちんとできているということは、関節や筋肉がスムーズに動き、全身の体調にも大きな問題がないというひとつの“健康の目安”になります。

 

【こんな変化は要注意!いつもと違う「毛づくろい」のチェックポイント】

「最近、毛づくろいをしないな」と感じても、その変化にはいくつかのパターンがあります。

特に気をつけたいのは、以下のような変化です。

✅ 毛づくろいの頻度が全体的に減っている
✅ 背中・お腹・腰など、特定の部位の毛並みが乱れている
✅ 毛が脂っぽくなる、フケが増える、体臭が強くなる
✅ 毛並みがバサついている、毛玉ができやすくなった

たとえば、背中や後ろ足まわりのグルーミングができていない場合は、関節の痛みや動かしづらがある可能性があります。
さらに、毛が脂っぽくなったり体臭が強くなったりするのは、皮脂がうまく取り除けず、汚れや皮膚トラブルにつながっているサインかもしれません。

こうした小さな変化は、抱っこをしたときや日常的なスキンシップの中で気づけることが多いものです。普段からよく触れ合い、愛猫の様子を見守ることが早期発見につながります。

 

【毛づくろいをやめるのはなぜ?考えられる主な原因】

猫が毛づくろいをやめてしまう背景には、さまざまな体の不調や痛み、不快感が隠れていることがあります。主に以下のような原因が考えられます。

関節や背骨の痛み・違和感
シニア猫によく見られるのが、関節炎や椎間板の異常によって体を曲げにくくなっているケースです。
無理に体をひねろうとすると痛みが生じるため、グルーミングそのものを避けるようになります。

 

口腔内の痛み(歯肉炎・歯周病など)
毛を舐めるときには口を使います。そのため、歯のぐらつきや歯茎の炎症、口内炎があると、毛づくろいの動作が億劫になってしまいます。食欲の低下を伴うことも多いです。

 

皮膚トラブルによる不快感
皮膚炎やアレルギーによるかゆみやヒリヒリ感があると、自分で触るのを嫌がって毛づくろいを避けるようになります。
反対に、同じ部分を過剰に舐めるケースもあるため、注意が必要です。

 

体調全体の変化(疲労・食欲不振・体重減少など)
内臓疾患や感染症、慢性的な不調
があると、毛づくろいをする気力そのものが落ちてしまうことがあります。こうした「元気がない」サインは見逃されやすいため、特に慎重に見守っていきましょう。

▼歯周病についてはこちらで解説しています

▼内分泌系疾患についてはこちらで解説しています

 

【様子見で大丈夫?受診の目安と見極めの観点】

「年齢のせいかな」「寒くなったから元気がないだけかも」と考えてしまい、受診のタイミングを迷われる飼い主様も少なくありません。
しかし、以下のような場合には、ぜひ一度動物病院にご相談ください。

毛づくろいをしない状態が数日〜1週間以上続いている
食欲や元気にも変化が見られる
触ろうとすると嫌がったり、怒るそぶりを見せる
被毛の状態が明らかに悪く、においが強くなってきた

猫の行動の変化は、体の中の異変を表す「目に見えるサイン」です。
早めに気づいてあげることで、治療がスムーズに進んだり、快適な生活に戻る手助けになります。

 

【動物病院ではどんな検査をする?診察の流れ】

受診時には、まず生活環境や日常の変化について、獣医師から詳しくお話をうかがいます。「いつから変わったか」「どのような様子だったか」をお伝えいただくことで、原因の手がかりになります。

次に触診を通して、関節や背中に痛みがないか、体をスムーズに動かせるかを確認します。また、口の中のチェックや皮膚の状態も丁寧に診察します。

必要に応じて、以下のような検査を行います。

レントゲン検査:骨や関節の状態確認
血液検査:感染症や内臓疾患の確認
皮膚検査:アレルギーや感染の有無

診断はひとつの原因に絞るのではなく、猫の全身状態を総合的に評価しながら行います。

当院は、国際規格の「キャットフレンドリークリニック」に認定されており、猫ちゃんが安心して通える診察環境を整えています。
一頭一頭の年齢や環境を考慮しながら治療計画を立て、ケア方法や日頃の気になる行動に対してのアドバイスもいたします。
少しでも気になる変化があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

▼「キャットフレンドリークリニック」の詳細についてはこちらで解説しています

 

【まとめ|毛づくろいの変化は愛猫からの大切なメッセージ】

猫の毛づくろいの習慣は、健康や心のバロメーターといえる大切な行動です。それが急に変わったり減ったりすることは、体のどこかに痛みや不調が隠れているサインかもしれません。

「年齢のせいだろう」「性格が変わったのかな」と片づけてしまわず、気軽に動物病院でご相談ください。
かかりつけ医として、日常のちょっとした変化にも丁寧に向き合い、安心して通える診療体制を整えております。猫との暮らしを、より健やかに、より穏やかにサポートできれば幸いです。

 

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京都府長岡京市「乙訓どうぶつ病院
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