犬の口がにおう…魚臭い・生臭いときに考えたい病気|動物病院をお探しなら、長岡京市にある乙訓どうぶつ病院へお任せください。

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犬の口がにおう…魚臭い・生臭いときに考えたい病気

コラム

「最近、急に口がにおうようになった」「魚のようなニオイがする」「生っぽいニオイが続いている」

―このような変化に気づくと、飼い主様としてはとても気になりますよね。

犬の口臭は、食後に一時的に強くなる場合もありますが、急な変化が続くときは見過ごしてはいけないサインかもしれません。歯や口のトラブルだけではなく、全身の病気が関係していることもあるのです。

今回は、口臭の種類から考えたい主な病気、すぐに相談したい症状、動物病院での診察の流れをご紹介します。

■目次
1.臭いの種類でみる|犬の口臭から疑いたい主な病気
2.口臭と一緒に見たい症状|今すぐ病院に相談したい10のサイン
3.なぜ急に臭くなるのか|犬の口臭の背景にある代表的な原因
4.動物病院ではどんな検査をする?|乙訓どうぶつ病院での診察の流れ
5.まとめ|「口臭が強いだけ」で済ませず、犬からのサインを見逃さない

 

【臭いの種類でみる|犬の口臭から疑いたい主な病気】

口臭の原因はひとつではなく、原因によって口臭の質は異なります。
もちろんニオイだけで病名を定めきれませんが、「どんなニオイか」を確認しておくと受診の判断材料として役立ちます。

 

<魚臭い・生臭い口臭>
これは歯周病や歯肉炎、歯石の蓄積、歯周ポケットの深い炎症などで起こりやすいニオイです。歯ぐきからの出血や膿が混じると、ニオイが急に強くなることもあります。見えている歯石がそれほど多くなくても、歯ぐきの奥で炎症が進んでいたり、感染が広がっていたりすると、強い口臭につながります。

 

<腐ったような強い口臭>
進行した歯周病のほか、重度の口内炎や口腔内腫瘍なども考える必要があります。とくに、出血しやすい、片側だけで噛む、口を気にする様子があるときは要注意のサインです。

 

<便のような口臭>
この場合は、重度の口腔トラブルや口の中の異物、消化器症状を伴うケースなども考えられます。ほかの症状がないかをあわせて確認しながら、早めに相談したほうが安心です。

 

<その他の口臭:甘酸っぱい・薬品っぽい・アンモニア臭…>
このようなニオイでは、口の中のトラブルだけでなく、全身疾患の可能性を示唆しています。口臭をきっかけに、糖代謝異常などに気付けることもあります。

原因は一つだけではなく複数の要素が関係するケースも少なくありません。「このニオイだからきっとこの病気!」と判断するのではなく、「いつもと違うニオイに急に変わった」という変化そのものを受診のきっかけにしてください。

 

【口臭と一緒に見たい症状|今すぐ病院に相談したい10のサイン】

「口臭だけなら少し様子を見てもよいだろう」と考えてしまうかもしれません。しかし、口臭の変化は、言葉で不調を伝えられない犬が見せる大切なサインのひとつです。

「元気や食欲が落ちている」といった体調不良の症状が出ている時点で、口臭の背景に病気が隠れている可能性があります。
そして、以下のような変化が出ているときも、早めに受診を考えたいところです。

✅ よだれが増えた
✅ 口を気にして前足でこする
✅ 食事をこぼす
✅ 片側だけで噛む
✅ 硬いものを嫌がる
✅ 口を触ると嫌がる
✅ 歯ぐきから出血している
✅ 顔が腫れている
✅ 嘔吐がある
✅ 水を飲む量が急に変わった

一方、「食後だけ少しにおう」「新しいフードやおやつの直後だけ変化がある」「変化があった後、すぐ元に戻る」といった場合は、心配をしすぎる必要はありません。
それでも「急に強くなった」「数日たっても戻らない」「ほかの症状もある」というときは、様子見を続けるのではなく相談するようにしましょう。

 

【なぜ急に臭くなるのか|犬の口臭の背景にある代表的な原因】

口臭の原因は、お口の中のトラブルから全身疾患まで様々です。どのような原因が考えられるか見ていきましょう。

 

 歯周病
急な口臭の背景として、もっとも多いのは歯周病です。歯の表面の汚れだけではなく、歯ぐきの奥に細菌がたまり、歯周ポケットの炎症が深くなることで強いニオイが出ます。歯周病が進行すると、歯のぐらつき、出血、痛み、食べにくさにもつながります。

 

 折れた歯・ぐらついた歯・異物
歯が折れていたり、ぐらついていたり、抜けかけていたりすると、そこから炎症や感染が起こり、口臭が強まります。乳歯遺残や、口の中に枝・骨・草のようなものが刺さっている場合も、見た目では分かりにくい一方で、犬にとっては強い違和感や痛みの原因になります。

 

 口腔内腫瘍
口腔内腫瘍も、見逃したくない原因のひとつです。口臭にくわえて、出血しやすい、片側だけで噛む、顔つきが左右で違って見えるといった変化がある場合は、早めに詳しく調べたいサインです。

 

◆ 口以外の病気
口臭は、口の中だけの問題とは限りません。たとえば、腎臓病糖代謝異常など、口腔トラブル以外の病気が口臭として現れるケースもあります。そのため、ニオイの種類だけで判断したり、口の中だけを見て済ませたりせず、全身の状態もあわせて確認する必要があります。

▼歯周病についてはこちらで解説しています


▼歯の折れについてはこちらで解説しています

 

【動物病院ではどんな検査をする?|乙訓どうぶつ病院での診察の流れ】

まず、受診の際には次のような事項を伝えていただけると、原因を絞りやすくなります。

・いつからにおうのか
・急に変わったのか、徐々に強くなったのか
・よだれ、出血、顔の腫れがあるか
・食欲や飲水量に変化があるか

次に、顔まわりや口元を視診・触診し、腫れや痛みがないかを確認します。

そして、口腔内検査にて、歯石の付着、歯ぐきの炎症、歯のぐらつき、出血、腫瘤の有無などを見ていきます。
必要に応じて血液検査、画像検査も実施します。

 

<乙訓どうぶつ病院で対応できること>
当院には、乙訓エリア近隣の方を中心に、歯石除去や抜歯などのデンタル処置に関するご相談が数多く寄せられています 。

そうしたニーズにお応えするため、お口のトラブルに幅広く対応できる検査・治療体制を整えています。

・画像検査(口腔内X線検査
麻酔を伴う歯科治療
超音波スケーリングによる歯石除去
・内視鏡検査

そして、口の中だけにとどまらず全身状態も含めた総合的な視点で診療にあたります。お口のニオイが気になるときはもちろん、食べ方や元気の変化など、口臭以外のお悩みもあわせてご相談ください。

お口の検査や処置には「麻酔」が良く用いられますが、過度に不安になる必要はありません。当院では術前検査からモニタリング、覚醒後の管理まで丁寧に行います。心配なことはお気軽にお尋ねください。

▼麻酔についてはこちらで解説しています

 

【まとめ|「口臭が強いだけ」で済ませず、犬からのサインを見逃さない】

犬の口臭は、単なる口の汚れだけでなく、歯周病や全身疾患が隠れていることもある大切なサインです。特に「急にニオイが変わった」と感じたときは、早めの受診が病気の早期発見につながります。

当院では、お口に合ったデンタルグッズのアドバイスから、麻酔を伴う専門的な処置まで幅広く対応しています。日々の歯磨きから定期的な健康チェックまで、大切なご家族の健やかな毎日を私たちと一緒に守っていきましょう。

 

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